ピクサー展

http://roppongihills.com/jp/events/macg_pixar.html


mixiピクサーコミュでこの展示会を発見して、お出かけ。
こんなところで役に立つmixiコミュ。


入り口にあったモデリング過程のムービーを見て。(あ,カーズはポイントベースレンダリングなんだ…。)
絵の中を歩き回る感覚にさせる大画面映像を見て。(あ、Tour Into the Picture…。)
キャラクターの粘土モデルにメッシュが書かれているのを見て。(あ、三角形じゃなくて四辺形メッシュなのね…。)
むう、油断すると思考がピクサー展の趣旨と違った方向に飛んでいく…。


フル3DCGアニメというと全部計算機上でカタカタ作るのではないかと誤解を生みやすいようで、
それを正面から壊してくれる良い展示会でした。
まったくもって実際のところ、計算機で出来るCGてのはそんなに万能に動いてくれるものじゃない。


個人的には、下絵やスケッチ段階で得られた綿密な世界観を「味を出す」ことが難しいCGの世界にそのまま持って来れていることにピクサー社の凄さを体感。
一流のクリエイターとがんがん新技術を編み出すCGエンジニアの両方がいるからこそ出来るわざなんだろうなあ。



8月の終わりまでやっているそうです。
展示物も多く、映像も存分に、ついでにCG屋さん的にも楽しめるので興味のある方はぜひ行ってみて下さいな。
大学院生でも大学生料金で入れちゃったし…